亜鉛の不足と症状

どんな食べ物・食材から亜鉛を摂取すべき?

 

 

亜鉛という成分は体内で生成できないため、毎日の食事から摂取する必要性があります。亜鉛を多く含んでいる食べ物・食材としては先述した牡蠣などのほか、たらこ、コンビーフ缶、はまぐりの佃煮、いかなご、マトン、しゃこ、プロセスチーズ、パルメザンチーズ、煮干し、たたみいわし、抹茶、松の実、ごまが挙げられます。

 

 

穀物類では雑穀のアマランサスがとりわけ亜鉛含有にすぐれており、ふだんの白米に混ぜて炊き、日常的に主食として取りいれると効果的でしょう。そこに海苔を添えて卵ごはんで朝食にすれば、亜鉛対策はばっちりです。

 

 

あとは野菜をおぎなえば完璧なヘルシーご飯で心身とも軽く1日のスタートがきれますよ。成人に必要な亜鉛の1日分摂取量は15mg、牡蠣なら2粒分の量です。大量に摂取すべきミネラルではないため、少し意識して食材をチョイスすれば亜鉛不足の解消はそれほどむずかしい問題ではありません。

 

 

また亜鉛不足をおぎなうサプリメントも多種多様に発売されています。ふだんから自分の身体をチェックして、肌荒れやシミが目だつようになったり、爪が変形・変色したり、お酒に弱くなったり、抜け毛が目だったりすり傷がなかなか治らなかったりなどの症状があったら、亜鉛不足を疑って日常の食事を見直すことをおすすめします。医食同源の言葉どおり、正しい食事が健康の基本です。